馬具のコトmiru.の馬具Ancient Tanning
鹿革は、太古から武具や馬具につかわれてきた。
それが、人馬の平常心を保ち、
勝利に導くことを先人たちは知っていたから。
人馬にとって優しい馬具とはなにか。
それは、時を超えて復活したなめし技術、
縄文なめしの「鹿革」を使うこと。
放熱効果 | 防カビ効果 |
ダニ回避効果 | 水を柔らかくする効果 |
アロマ効果 | 水質ろ過効果 |
消臭効果 | 拭き取り効果 |
太古より使われてきた鹿革
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ブリンカー、鷹匠の餌掛
燻革には哺乳類、鳥類にとってもアロマ効果がある。
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剣道の籠手、弓道の弓懸
精神を安定させるアロマ効果があり、戦での精神統一のために使用された。
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奈良公園のはじまり南円堂の不空羂索観音/別名:鹿皮観音
破壊と再生をつかさどる神。鹿皮観音とも呼ばれる。シヴァ神は鹿皮を衣にした輪廻再生の最高神。
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衣類
臭いの分解効果があり、日本だけでなくネイティブアメリカンも衣類に鹿革を使っていた。
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大奥の香袋
鹿の燻革を香袋に入れることで女性のイライラを抑えた。
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古代燻紐
茶道具を燻紐で結んだ。茶室の中で行われる軍議、政策など、集中力を保持し、精神を安定させるために燻し革が使用された。
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合切袋
水を漉す、命をつなぐ袋。兵の遠征時に安全な飲み水を得るための最古のお守り。