miru.について

miru.

2021年 株式会社miru.設立

「ペレットストーブの普及」の取り組みを受け継ぐことからmiru.は始まりました。先人の知恵に学び、日本の豊かな自然の恵みが循環する場所、「さとやま」の景観を守ることが目的です。大好きな、馬の力を借りながら。

通勤途中の何気ないある日、駅の改札を通る時に、ふと、違う生き方にむかっていく自分が見えました。それは、緑豊かな里山で馬と暮らしながら、馬に関する書創作に取り組んでいる姿でした。会社を辞めて、たまたま見つけた、有機農業の研修に通い始めました。馬との暮らしを模索しながら。そんな中、馬で木を降ろす(馬で木を運ぶ)というイベントが近所で開催されることを知り、参加しました。主催者の方が、馬で降ろした間伐材を燃料にして、ペレットストーブを普及するという取り組みをしておられることを知りました。その目的は、山の間伐材を使うこと。そして、日本の原風景である里山の景色を次世代に繋いでいくとうこと。それを知って、私の馬との暮らしの基盤は“これだ”と感じました。主催者の方もこの取り組みを次世代に繋ぎたい思っておられるタイミングでの出会いでした。そして、このペレットストーブの普及に「里山での馬との暮らし」を掛け合わせて発信するところからこの事業を引き継ぎ、会社を立ち上げたことがmiru.の始まりです。

私は「スーホの白い馬」という絵本がきかっけで、4歳のときから馬が好きでした。その影響もあり、実際にモンゴルへ行ったり、週末は乗馬クラブへ通い、そして、馬に関する言葉の書創作をしていました。馬に関する言葉とは、例えば、「人馬一體」、「駅」など日常にある言葉や古典に無数に出てくる馬がでてくる漢詩の存在です。そのことからもわかるよう馬との暮らしが身近だった頃は、そう遠くない昔の話です。馬は私たち日本人の暮らしを豊かにしてくれるパートナーでした。そして、日本のはじまりの地として数々の神話があるこの奈良の地で、馬と暮らすようになったことは何か意味があると感じています。
miru.のロゴのモデルは在来馬です。この馬はじっと何かを見つめています。「ホントのコトを見る仲間」をスローガンに日本の豊かな自然、先人たちの知恵に学び、里山の景色を次世代に繋いでいくことを目的とし、miru.を立ち上げました。

2022年 春日鞣しの鹿革を使った馬具開発

春日鞣しの鹿革を使った馬具開発と共にブランドを一新しました。先人から受け継ぐ、特殊な鞣し技術、「春日鞣し」。この鞣しが施された鹿革は、古代より武具として使われ、数々の驚くべき効能があります。中でも注目したのが「放熱させる」という効能です。これを活かし、馬の脚のケア用品として生まれたのが「放熱バンデージ」です。神秘に満ちた知恵と技術が馬具として生まれ変わりました。この革の効能は馬だけでなく、もちろん人にとっても有難い自然の恵みです。数々の効能を暮らしに活かすため、美容、健康、多岐に渡るアイテムの開発も同時に始めました。

2024年 宿と馬 miru.house オープン

miru.発祥の地に「miru.house」をオープン。これからの暮らしにとって本当に良いと思う素材を使って自分たちの手でリノベーションしました。テーマは「深呼吸したくなる家」。木質ペレットストーブの炎の温もりや、断熱材の力で夏はひんやり、冬はぽかぽか。漆喰で空気の良いお部屋を実現。無垢材の床で家の中でも木の温もりを。春日鞣し鹿革の効能を存分に堪能。ご宿泊の翌日は、miru.プロデュースの馬鞍で馬の背の温もりを感じながら里山乗馬。ここは、miru.の世界観ぎゅっと詰め込んだ宿泊施設です。

私は、本当に良いと思う商品、サービスを通して、日本の技を繋いでいきたいと思っています。間伐材を使ったペレットストーブの普及に始まり、春日鞣しの鹿革を使った馬具、美容アイテムの販売へと発展し、それらをご体感いただきながら、馬との暮らしを垣間見れるお宿をオープンさせていただきました。これらの取り組みは、全て自然の恵みあってこそ、「さとやま」があるからできることばかりです。

日本の豊かな生態系だからこそ、できることがあります。馬と共に日本のより良い暮らしをつくりたい、日本の技を繋いでいきたい、同じ想いをもつ仲間と繋がりたい。そのような志のもと、日本の自然力の素晴らしさを未来へ繋ぐ挑戦を続けていきます。

2025年7月25日
西岡秀華

西岡秀華プロフィール

西岡秀華

1990年生まれ。
「馬」をテーマとした書に取り組む。現在、書壇・翠心会に在籍し、翠軒流を極めるため、日々、研鑽中。「人馬一體」のような馬にまつわる言葉、「駅」などの馬篇を含む漢字の数の多さから、日本の歴史は馬と共にあると気づく。「さとやまでの暮らし」から経済を作ることの大切さに気づき、miru.を立ち上げる。
株式会社miru.代表取締役
立命館大学文学部卒/佛教大学書道教養コース終了
書壇・翠心会在籍

2021年 株式会社miru.設立
2022年 春日鞣しの鹿革を使った馬具開発に着手
2024年 「宿と馬 miru.house 」オープン

↑